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測距エリアとAFモードを使ってピント合わせを楽にしよう

Camera

カメラの設定画面見ていたら、変なマークがあるんですけどこれって何ですか?

それはね、測距エリアモードだね。

測距エリアモード?

そう。ピントを撮るときに、『ここでピントを取るんだよ』ってシャッターを半押しにするでしょ?その時に、どのポイントでピントを合わせるか設定するモードになるよ。

それで撮り方が変わるんですか?

そうだね、今回は測距エリアモードについてふれてみよう。

測距エリアモードとは・・・

ある程度カメラを触るようになってくると、ピントの位置を変えることが出てきますが、その時に上にいろいろなワンポイント絵が出てきます(EOS 6DmarkⅡで説明します)。

通常ピントを合わせる際に、ファインダーや液晶で『ここにピントを当てているよ』の四角い表示が出ています。これがフォーカスポイントです。

では、その測距エリアとは、そのフォーカスポイントをどの位置にするのかを設定するのが、測距エリアモードになります。

スポット1点AF(任意選択)

1点AF(オートフォーカス)よりも狭い範囲にピントを合わせることができます。

ピンポイントでピントを合わせたいときや、おりの中の動物を撮影するときなどに効果があります。

1点AF(任意選択)

ピント合わせに使うAFフレームを選択します。基本的に静止しているものを撮影するときに使うAFになります。慣れない間はこの『1点AF(任意選択)』『スポット1点AF(任意選択)』で問題ありません。

ゾーンAF(ゾーン任意選択)

AF領域を9つに分けてピント合わせを行います。選択したゾーンの全AFフレームで自動選択AFを行うため、1点AFよりも被写体をとらえやすく、動きのある被写体を撮影するときにも有効です。

ラージゾーンAF(ゾーン任意選択)

AF領域を左/中/右の3つの測距ゾーンに分けてピント合わせを行います。ゾーンAFよりも範囲が広く、選択したゾーンの全AFフレームで自動選択AFを行うため、1点AFや領域拡大AFよりも被写体を捉えやすく、動きのある被写体を撮影するときに有効です。

最も近距離の被写体に限らず、動いている被写体や顔、被写体距離などのさまざまな条件によってピント合わせの領域を決定します。

自動選択AF

ワンショットAFでは、AFエリアとピントのあったAFフレームを表示します。

シャッターを半押しにすると、ピントが合っているところが□で表示され、そのすべてにピントが合っています。

AFモード

撮影種類や被写体により最適なAFモードを選ぶことができます。

AFモードの設定は、サブ液晶のところにあります。

ONE SHOT(ワンショット)

止まっている被写体の撮影に適しています。シャッターボタンを半押しすると1回だけピント合わせを行います。

AI FOCUS(エーアイフォーカス)

被写体に応じてカメラがAFモードを自動的にから【ONE SHOT 』から【AI SERVO】に切り替えます。

例えば、【ONE SHOT 』で被写体にピントを合わせた後、被写体が連続して移動を始めると。その移動をカメラが検知して【AI SERVO】に切り替わり、被写体の動きに追従してピントを合わせ続けます。

AI SERVO(エーアイサーボ)

撮影距離が絶えず変化する(動いている)被写体の撮影に適しています。シャッターボタンを押している間、被写体にピントを合わせ続けます。

測距エリアモードが自動選択の時、初めに中央のAFフレームで被写体をとらえます。AFを行っているときに被写体がAFフレームから外れても、他のAFフレームのいずれかで被写体をとらえていれば、継続してピント合わせが行われます。

まとめ

いかがですか?

何の気なしに撮っているカメラのピントですが、使い分けがわかるといろいろな撮影ができるようになりますね。動きのあるものも1点AFで撮影するとピントが外れてしまい失敗・・・ということも、なくなるはずです。

基本的に、動きのないものを撮影するならば、1点AFやスポット1点AFで問題ありませんが、子供やペットの撮影をするときなどは、ゾーンAFやラージゾーンAF、AI SERVO(エーアイサーボ)の併用は大変便利で撮りやすいと思います。

静止撮影に慣れてきたら、次はぜひ動いているものの撮影にチャレンジしてみてください。

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