ピクチャースタイルで写真のレベルを1アップさせる

ピクチャースタイルとは雰囲気や仕上がりを調整できる

ピクチャースタイルとは写真を撮った時にきれいに見えるような色調をプログラムで組まれている物になります。

それぞれのスタイルによって、はっきりした色合いを出したい・ふんわりとした雰囲気で仕上げたいなど、撮った後に調整するのではなくあらかじめ撮影をするときに調整をして撮影することが出来るものになります。

ピクチャースタイルの種類

スタンダード

スタンダードは、通常撮影するどんな撮影でも基準となる色を持っているスタイルになります。撮った写真をプリントした時にも鮮やかでくっきりとした仕上がりになります。

そして、広範囲の撮影種類にも対応しているので、どんなスタイルがまだわからない時はこのスタンダードを使っているとまず問題はありません。

ポートレート

このポートレートは人の肌を透明感のある仕上がりにするスタイルになります。人の肌は光の露出やその他の要因で同じ人でも印象が異なる場合があります。

このスタイルでは人の肌を明るくするために、やや赤寄りに調整されて明るめに調整されているため、明るいピンクの仕上がりになっています。肌の質感を自然にキープするためにシャープさは押さえられています。

風景

このスタイルはよく景色や風景を撮影するときに使用しています。

仕上がりはスタンダードと比べると少し色の発色がビビッドになり、鮮やかさが濃く、特に緑色や青は深みや鮮やかさが強調されています。

こちらのスタイルではくっきり感を出すためにシャープさを強調しています。

ニュートラル

ニュートラルの意味は中立・中間という意味があり、このスタイルでは明暗さのあるような撮影で被写体の繊細な質感を残したいときに使うといいスタイルになります。

影になっている部分と光が入っている部分はどうしてもどちらかに寄ってしまうと明るすぎたり暗すぎたりしてしまうので、その抑制ができるスタイルになります。

モノクロ

モノクロとはイメージで白黒写真と思われるかと思いますが、厳密にいえば陰影を強く印象付ける撮影になります。いろんな撮影で使われますが、本当に印象が残りやすいモノクロ写真は陰影がはっきりしているシーンやクール・ダークを表現したい時ではないでしょうか？シャープさが出るのでふんわりしたような撮影には向かないでしょう。

まとめ

いかがでしょうか？

ピクチャースタイルは撮影種類によってカメラの中で設定ができ、表現することが出来ます。

ピクチャースタイルとは

です。

初期設定のままだとスタンダードになっていると思いますが、余裕が出てきたら撮影種類を選ぶときにピクチャースタイルを変更してみるのも仕上がりの違いを実感するいい機会になりますので、ぜひ試しに変更してみてください。