時々すごくアップになっている写真や小さいものが拡大されるような写真を見ることがあるけれど、これってどうしてなの?
それはね、レンズの種類を変えているから撮影できる写真ですね。レンズを変えると表現できる写真も大きく変わりますよ♪
一眼レフカメラやミラーレスカメラを使っていくと、レンズの取り換えをする場面も出てくると思います。コンパクトカメラやスマートフォンにはない、レンズの入れ替えが魅力の一つにも挙がってくると思います。
今回は一眼レフカメラとミラーレスカメラのレンズ種類について触れていきます。
まず、交換レンズの種類は大きく分けて4種類あります。
- 単焦点レンズ
- 広角レンズ
- 標準レンズ
- 望遠レンズ
種類
単焦点レンズ
単焦点レンズとは焦点距離が一つしかないレンズのことになります。わかりやすく言うとズームができないレンズの事です。
焦点距離が一つというのは、決まった数値の焦点距離しかないレンズの事です。
ちなみに焦点距離というのは、写真に収められる範囲(画角)を表しています。
この焦点距離の数字が小さいほど広い範囲が撮影でき、数字が大きいと撮りたい対象に寄った写真になります。
この単焦点レンズの焦点距離も様々な為、その中でもたくさんの種類があります。
特徴は明るい写真が撮れることです。
広角レンズ
広角レンズとは簡単に説明すると、画角が広いレンズ、要するに広い範囲を撮れるレンズになります。
レンズに『○○mm~○○mm』という表記が書いてあります。
これはこのレンズが撮れる画角のことが書いてあり、一般的に28mm~35mmくらいまでが広角レンズと呼ばれています。さらにこの数字が小さいものは、より広い範囲が写るので超広角レンズと呼ばれています。
自分の目に映る範囲よりも写るのが特徴です。
標準レンズ
標準レンズとは焦点距離50mmを中心に、広角~望遠までをカバーするレンズのことを言います。このくらいの距離は自分の目で見た範囲に似ていることから『人間の視野に近い範囲』と言われることがあります。見た景色をそのまま表現したいときに重宝するレンズなので、使いやすいです。
望遠レンズ
望遠レンズとは焦点距離が100mm~以上あるもので使われる名称です。
特徴は撮りたいものにより近づいているように撮れることです。たとえ撮りたいものに近づくことが出来なくても、レンズの調整で近づいているように表現できます。撮りたいものに近づいたように撮れるため、背景がぼけやすくなります。
レンズ対応については下記記事にもありますので、参照にしてみてください。
まとめ
いろんなレンズがたくさんあり、撮影するときの違いも出てきます。
- 単焦点レンズ・・・明るい写真を撮りたいときに
- 広角レンズ・・・広い範囲を撮影したいときに
- 標準レンズ・・・撮りたいものを見たまま撮りたいときに
- 望遠レンズ・・・撮りたいものの背景をぼかしたい、近づいて撮れない時に
それぞれのレンズの特徴を踏まえて、撮りたい写真イメージを撮れるレンズを使っていきましょう。
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