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【もう怖くない】シャッタースピードを使って写真の自由度をあげよう

nabegataki Camera

ちょっと聞いてくださいよ~。

どうしたの?

この間滝を撮りに山を登ったんですけど、滝の写真がきれいに撮れなかったんですよ・・・。水しぶきがすごくて、よく写真で見る白い線が流れるように全く撮れなくて・・・。

それはシャッタースピードが関係してるね。

シャッタースピード?

そう、シャッタースピード。早いものや動きのあるものを撮る時に止まった様に写したり、反対に流れるように撮れたりするんだ。今回はシャッタースピードについてふれてみよう。

シャッタースピードとは

シャッタースピードとはシャッターが開いている『時間』のことになります。スピードや速度という表現をすることが多いので、『速さ』のことと思うことがありますが、実際には時間のことになります。

シャッタースピードは【シャッター速度】という表現をされることがあります。

シャッタースピードを速くすると、カメラ内部のイメージセンサー(CCD)に光が当たる時間が短くなります。反対にシャッタースピードが遅いとイメージセンサーに当たる時間は長くなります。

シャッタースピードと光が当たる時間との関係

文字だけで見るとイメージできませんが、シャッタースピードと光が当たる時間との関係を水道と水で表してみます。

suidou

水道の蛇口がシャッタースピード、水はその時に通る光の量、コップはイメージセンサーだと思ってください。

仮に蛇口を1秒間開けた場合、水はコップちょうどの量が入るとします。しかし、もしこの蛇口が3秒開けたときはどうでしょうか?

1秒でちょうどだった水(光)は3秒開けているとコップ(イメージセンサー)から水(光)がこぼれてしまいます。

この場合、カメラに置き換えると光がこぼれるという事は、イメージセンサーにとって余分な光が入ってしまう=明るくなりすぎるということになります。

明るくなりすぎる=写真が白くなる、という事です。

反対にイメージセンサーに入る光の量が少ない場合、写真は暗くなります。

シャッタースピードとは光の露光時間のことを指します。

露光・・・イメージセンサーが光にさらされること

シャッタースピードの数値

カメラで表示されるシャッタースピードですが、お持ちのカメラによって表示位置は違うと思いますので、まずはご自身のカメラのどこで確認できるか、を調べてみましょう。

 

カメラで表示される数値ですが、125や500などの数字が表示されています。

しかし、実際のシャッタースピードの考え方は分数です。上の数字でいうと1/125(125分の1)や1/500(500分の1)になります。

これは1秒より早い、という事になります。(1秒を125個に分けた内の1つが1/125にという考え方です)

シャッタースピードと光の量の関係

ちなみに、シャッタースピードの数値を『段』で表現します。

1/2から1/4は1段早い、と表現され、1/500から1/125は2段遅い、と表現されます。

 

※それ以外の数値もカメラに設定されている物もありますが、これは少し難しく1段より小さい『〇分の1段』という表現をされるものなので、カメラに慣れていない場合は通常の1段分を使う方をおススメします。『〇分の1』は1段で調整できない時に使用してください。

シャッタースピードが速い写真だとどんな感じになるの?

シャッタースピードが速い時の写真はどんなものが撮れるのかというと、主に速度の速いものと思っていいでしょう。

滝や急流の川や、新幹線・車・飛行機、走っている人や動物など、動いているものです。

シャッタースピード1/125 F5 ISO320で撮影。水の流れ早いけれどもシャッタースピード1/125だとしぶきのひとつずつがわかる。

 

シャッタースピードを速くすることで、実際には動いているものが止まっているように見え、背景は動いているように見えるのが特徴です。

シャッタースピードが遅い写真だとどんな感じになるの?

シャッタースピードが遅い写真では、主に使うシーンは少し光の量が少ないところや流線を出したいようなところです。

よく見る中では、滝の写真や噴水などの水の流線が多いのではないでしょうか?

シャッタースピード1/3 F22 ISO100で撮影。しぶきがわからずに水の動きが白い線のようになって写る。

シャッタースピードを意識する前に

シャッタースピードの説明をしてきましたが、まずはカメラの設定でオート以外のモードをえらんでみましょう。

オートはすべてカメラが設定してくれるので、自分で設定が出来ません。シャッタースピードの調整が必要な撮影があった場合、各カメラで設定されているシャッタースピード優先のモードにすると調整できるようになります。

キャノンでは『Tv』、ニコンとソニーは『S』というモードが、シャッタースピードを優先するモードになります。

シャッタースピードの注意点

シャッタースピードを操作すると印象の違った写真が撮れる、というのはわかっていただけたかと思います。

そんなシャッタースピードを操作する上で、注意点があります。これは仕上がる写真の質にも関係していきます。

シャッタースピードの数値を焦点距離の数値以下に設定しない

これはどういうことかというと、撮影する際にカメラに焦点距離が書かれています。(特に望遠機能がついているレンズ)

その際に、撮影するときの焦点距離以下の数値に設定すると手ブレを起こしてしまう可能性が高くなります。

手ブレとは、シャッターを押す際にカメラに加わる力でカメラ自体が動いてしまい、写真がブレて写ってしまう事。
焦点距離が長くなれば手ブレの可能性は増えてきます。
その時のシャッタースピードの大体の目安は『1/焦点距離』です。
もし200mmのレンズで撮影するときは、かなりの望遠になっているので、被写体を撮影するときの少しのブレが写真にも反映されてしまいます。この時、シャッタースピードは『1/200以上』であれば手ブレは起きにくくなります。
※あくまで目安です。光の量や撮影環境で大きく変わりますので、その時の撮影環境によって変更していく必要があります。

まとめ

いかがでしょうか?

動いている物を止まった様に撮りたい・動いている物の動きを滑らかにしたいなど、シャッタースピードは写真の描写を大きく作用する働きを持っています。初めのうちは慣れないこともあると思いますが、少し数値を変更していくだけで写真の明るさが変わったり、動いている被写体の動作の違いなども分かるようになります。

シャッタースピードは

  • シャッターが開いている『時間』
  • シャッタースピードは数値が1より小さいほど早い(1/1000など)
  • イメージセンサーに当たる光が多くなるほど、写真が白くなる
  • シャッタースピードの設定数字の目安は1/焦点距離

です。
止まっていものだけではなく、動いているものを撮影する場合はシャッタースピードを意識してみてください。

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