よく「アングルが大事!」って聞くんですが、アングルってそんなに大事なんですか?
アングルは大事ですよ~。むしろそれがないと撮影の幅が限られてくるので、いつも同じ写真ばかりになってしまいます。
今回はアングルについてふれていきますね♪
アングルって何?
アングルとは、わかりやすくいうと水平方向に対してカメラを傾ける角度の事です。スマホで撮影するときに
どこから撮るか迷う時に『アングルを迷う』とかで意識する方もいらっしゃいます。
大きく分けてアングルには3つあります。
- ハイアングル
- 水平アングル
- ローアングル
ハイアングル
自分が撮りたい物(被写体)を撮る時に、カメラが下を向いている角度のことを『ハイアングル』といいます。
ハイアングルは自分の身長より高いところから下を撮る時には液晶が可動式になっている場合、チルト式やバリアングル式の時はモニターを動かしながら撮影すると、無理な体勢で撮影することが取らなくてもよくなります。
ハイアングルは俯瞰的な写真になるので、カメラに近い部分が大きく写り、離れた部分は小さく写ります。
見下ろすように撮るので、背景や地面など下にあるものが写りやすくなります。
被写体によっては地面や床などの割合が多くなるため、平面的になりやすいです。
水平アングル
カメラを地面と水平に構えて撮影することを『水平アングル』といいます。
ハイアングルのような強調される部分はなく、目で見た感じとほぼ同じに写る角度です。
水平アングルは写真のバランスを取りやすいことと、目で見た感じと同じようになるため臨場感を与えてくれます。
日常間や安定感が出るのも特徴です。
水平アングルは目で見た感じと同じようになるため面白みに欠けることです。特に広い範囲を撮るのに適した広角レンズを使って水平で撮る場合はスマホのカメラの画角に近いため、記録用の写真のようになりがちです。
ローアングル
カメラを下から上に向けて撮影することを『ローアングル』といいます。
ハイアングルと同じく、チルト式やバリアングル式など可動式の背面液晶モニターが備わったカメラをしようすると、無理な体勢を取らずに撮影できます。
被写体を下から撮影するものはローアングルになります。
ローアングルは写真を主観的に見せてくれるのが特徴です。
被写体を上に見上げるような撮り方なので人物を撮る時は足が長いように見えます。
しかし、あまりにも下から撮りすぎると、体のバランスが崩れてしまうので、実際に被写体との違和感をださないところでアングルを設定した方がいいです。
広く写すレンズ(広角レンズ)を使った場合、写真にゆがみが大きくなるので注意が必要です。
まとめ
撮影するときはアングルは絶対に使いますし、意識して撮影に使っていくとまた違った印象を持つ写真が撮れるようになります。
アングルとよく間違われてしまうのにポジションというものがありますが、それはまた別の記事で書いていきたいと思います。
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